2011年06月20日

夏季石川県総体予選会(軟式野球競技)

梅雨はどこ行った(挨拶
例によって友人(G氏)が審判をするというので金沢まで撮影に行ってきました。午前中まで薄曇りで暑くなかったんですが、午後からかんかん照りになって激しく日焼けorz

第一試合 星稜中(金沢)1-0芦城中(小松)
いきなり優勝候補(春の大会も優勝)の登場です。
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星稜中エースの岩下君。そこらの高校生よりよっぽど速い球(130km前後)を投げます。ズドンとくる重い速球が持ち味の本格派。ほとんど打球がまともに飛びませんでした。(確か6回まで完全試合ペース)
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こちらは芦城中のエース奥村君。対照的に右のサイドスローの技巧派。球の出所が見づらいのか、星稜中の打者もかなり苦戦していました。
試合は息詰まる投手戦。バッテリーエラーでもらった1点を守りきった星稜中が勝利しました。
芦城中は春の大会もいきなり星稜中に当たって接戦で負けていて、ちょっとかわいそうです。違う中学と当たっていればもっと上までいけたと思われます。

第二試合 笠間中(白山市)3-2兼六中(金沢市)※特別延長
…正直芦城中がかわいそうになるくらいの低レベルな試合。(父兄の方すいません)
ランナーは結構出るもののバント失敗ばっかり。グダグダのまま延長突入→9回やっても決着付かず特別延長(無死満塁のシチュからやる)でやっと決着が付きました。時間ばっかかかって審判の人がかわいそうでしたorz

第三試合 長田中(金沢市)3-0西南部中(金沢市)
事前にG氏から「長田中のキャッチャーが良いから注目」と情報をもらっていてwktk。
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長田中エースの岡本君。星稜の岩下君とはタイプが違い、切れのあるストレートを投げ込む本格派。小松商業から愛工大に行った北出君(夏ベスト4)を彷彿とさせるナイスピッチングでした。変化球は今ひとつでしたが、ストレートで狙って空振りをとれるのはなかなかです。今後も注目!
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で、長田中キャッチャーの浜田君(白いユニホーム)。
リードはよくわかりませんが(真っ向勝負ばっかだったし)キャッチングは安定していて強肩(セカンドまで楽にノーバウンド送球)、打たせてみれば軸がしっかりしたスイングで三打数三安打、おまけに三盗塁という走攻守三拍子そろった選手です。某強豪校の監督が見に来ていたという話も頷けますw

で、この試合で珍しいプレイがありました。(ある意味これが本題w)
長田中が1点先制した後、一死1,3塁からヒットエンドラン、打者が低い打球を打ちました。
悪くても内野ゴロで1点、という場面ですが打球が二塁手の正面を突いてセカンドライナー。一塁走者が戻れず、二塁手はそれを見てゆっくり一塁に送球してダブルプレー、スリーアウトチェンジ。三塁ランナー(タッチアップせず)は一塁送球より前に本塁を踏んでいました。
一見点が入る場面ではなさそうですが、長田中に1点が入りスタンドは騒然。

…「ルールブックの盲点の1点」というヤツです。(wikipediaに載ってる)
1)この場合、打者は飛球でアウトになっているので一塁走者に走塁義務は発生しない。(フォースアウトではない。ここ重要)
2)従って、スリーアウトになるまでに三塁走者が生還したのであるならば得点となる。
3)しかし、フライアウトの際は走者にリタッチ(タッチアップ)の義務が発生する。
4)守備側が三塁走者のリタッチがなかったことをアピールすれば三塁走者はアウト。
5)第3アウトを置き換え(一塁走者のアウトではなく三塁走者のアウトを3アウト目にする)することにより得点を無効にできる。
6)ただしアピールプレイであるため、何もしなかったら得点は認められる。

で、今回は一塁送球でスリーアウトになったと思った西南部中の内野陣は4)5)を行わず全員ベンチに帰ろうとファウルグラウンドに出てしまっていたので、アピール権は消滅しており1点、という結果でしたw
フォースアウトの概念、アピールプレイ、第三アウトの置き換えの複合という審判向け教材のようなプレイです。
こういうプレイがあるのは知っていたのですが、まさか生で見られるとは思わず非常に得した気分w
wikipediaによると甲子園で2回、メジャーリーグで1回確認されているプレイらしいですが、高校野球のうち1回は審判がこのルールを忘れていて(?)得点が認められなかったことがある(誤審と思われ)珍しいプレイでした。
それをちゃんと覚えていたG氏(球審でした)はエライ!
posted by りふぁーる at 01:22| Comment(0) | TrackBack(0) | アマチュア野球